ホクロ・イボ除去
ホクロ・イボ除去とは?
ホクロやイボは、多くの場合健康上の問題はありませんが、美容的な理由や不快感から除去を希望される方が少なくありません。
NWCでは、患者様の希望や症状に応じて、適切な除去方法をご提案いたします。
ホクロとイボの違い
ホクロ(母斑)
メラニン色素を作る細胞が変化した母斑細胞が集まってできたものです。生まれつきのものや後天的にできるものがあります。
ホクロの種類
Miescher(ミーシャー)母斑
- 主に首から上に多く見られる
- ドーム状に膨らんでいる
- 成長とともに色が薄くなる傾向がある
Unna(ウンナ)母斑
- 思春期から20代・30代にかけて体幹部に多く見られる
- 柔らかく丸い粒状または桑の実状
- 黒色から茶褐色
Clark(クラーク)母斑
- 全身に見られる平らで楕円形のほくろ
- 中央部が濃く、外側に行くにつれて色が薄くなる
- 最も一般的なほくろの一つ
Spitz(スピッツ)母斑
- 若年層に多く見られる
- 赤から茶色、黒色までさまざま
- 急激に大きくなることがある
その他の特殊なほくろ
- 青色母斑(青ぼくろ)
- 獣皮様母斑(巨大色素性母斑)
イボ(疣贅)
イボは、皮膚の表面にできる小さなできもののことです。
通常、ドーム状に盛り上がった形をしており、ウイルスによってできるイボと加齢によってできるイボの2つのタイプがあります。
イボの種類
ウイルス感染によるイボ
- ヒトパピローマウイルス感染によるウイルス性疣贅
- ポックスウイルス感染による伝染性軟属腫(水イボ)
加齢によるイボ
- 脂漏性角化症(老人性のイボ)
除去が推奨されるケース
美容上の理由
顔や目立つ部位にあるホクロやイボが気になる場合。
摩擦や引っかかり
衣服や装飾品との摩擦で不快感がある場合。
悪性腫瘍の疑い
形や色が急に変化するなど、悪性腫瘍の兆候がみられる場合。